複合機の変動負荷・突入電流はUPSが苦手。
当社の「双方向インバーター」で“止めないFAX”を実現
一般的なUPSでは、突入電流・変動負荷によりプリント途中で停止やFAX受信失敗が発生することがあります。
当社は双方向インバーター構成でこれを解決し、“止めないFAX”を実現しています。
1. いまFAXが“守りの要”として見直される背景
キーワード: 複合機/FAXを守る・受信機会を逃さない・プリントアウト途中で止まる
ランサム被害やシステム停止時、紙・FAX・電話への切替で受注を維持する動きが拡大。
ただし、電源・通信障害下で「いかに受信機会を落とさないか」が現場の課題です。
事例:システム障害下でFAX受付を併用 —— アスクルの暫定運用
2025年10月19日のランサムウェア感染に伴う障害を受け、アスクルは WMS(倉庫管理システム)を使わない手運用での出荷スキームを構築。 コピーペーパー等の37アイテムをFAXで受注し、新木場・大阪DCの2拠点から トライアル出荷を開始しました(10月29日 第3報)。
- WMS不使用の暫定運用で一部出荷を再開
- FAX受付によりシステム停止下でも受注機会を確保
出典: アスクル「ランサム感染関連・第3報」(2025/10/29)
※ 犯行声明の確認・情報流出報道も(詳細は10/31の報道参照)。
2. FAX受信機会を逃さない実務Tips
回線・設定
- VoIPは速度を落とす/安心通信モード等を有効化
- 複合機・ルーター・ONUを再起動して一時不具合を除去
- 受信ボックス容量・未印刷FAXの滞留を定期点検
受信の二重化・可視化
- 自動転送(共有フォルダ/メール)で印刷不可でも内容確認
- クラウドFAX併用で障害・停電時の読み取り経路を確保
3. 「プリント途中で止まる」典型原因と即効リカバリ
- 用紙・トレイ: セット状態/用紙種とドライバ設定の一致確認
- 印刷ジョブ: 一時停止解除、キューのクリア→PC・複合機再起動
- ドライバ/ネットワーク: ドライバ最新化、IP不一致の是正
- ハード側: トナー残量、過熱保護の冷却待ち
4. UPSは「変動負荷・突入電流」に弱い➺ 双方向インバーターで解決
複合機(特にレーザー方式)は、定着ヒーターやモーターの起動で瞬間大電流(突入電流)が発生し、さらにジョブごとに負荷が大きく変動します。
一般的なUPSはこれを過負荷・異常とみなし出力停止する場合があり、FAX受信や印刷が中断します。
一般的なUPSで起こりうること
- 突入電流で保護回路が作動し給電停止
- 負荷変動に追従できず電圧ドロップや瞬断
- 「プリント途中で止まる」「FAX受信が欠落」
当社の双方向インバーターが解決
- 瞬時電力の吸収・供給で突入電流に追従
- 双方向DCバスにより急峻な負荷変動を平滑化
- ホットスワップ電池で停止なくバックアップ時間を延伸
- 純正弦波・低歪みで複合機の安定動作を確保
導入事例:オリエンタルベーカリー様 —— 受注センターを“止めない”BCP
全国約18,000社からの注文(FAXサーバー含む)を止めないため、 ポータブル電源+増設バッテリー(ホットスワップ)で長時間の連続運用を実現。 停電時も無瞬停で業務継続、発生時はメール通知で初動を迅速化。
- 既存UPS(約10分限界)の壁を、双方向インバーター構成で突破
- 複合機/FAXサーバー/NW機器まで含めた系統設計で「受信機会を落とさない」
ほとんどのUPSは「変動負荷・突入電流」に弱い —— 当社は双方向インバーターで解決
一般的なUPSで起こりうること
- 突入電流で保護回路が作動し給電停止
- 負荷変動に追従できず電圧ドロップ/瞬断
- 「プリント途中で止まる」「FAX受信が欠落」
当社の双方向インバーターが解決
- 瞬時電力の吸収・供給で突入電流に追従
- 双方向DCバスで急峻な負荷変動を平滑化
- ホットスワップ電池で停止なくバックアップ延伸
- 純正弦波・低歪みで複合機の安定動作を確保