プレスリリース
AIが24時間、工場・物流現場の電源BCPとUPS構成を提案
Chat GPT連携AIアシスタントを提供開始
2025年11月19日 / 慧通信技術工業株式会社
リリース概要
瞬停対策・オフグリッド可搬型UPS「HPPHBB0101」を提供する 慧通信技術工業株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:粟田隆央)は、 OpenAI が提供する「Chat GPT」と連携し、工場・物流現場のための電源BCP/UPS構成を 24時間自動で相談できるAIアシスタント 「止まらない工場|物流(イントラロジスティクス)電源BCP・UPSアドバイザー」 の提供を開始しました。
これにあわせて、公式製品ページ 「オフグリッド可搬型UPS|止まらない電力を現場へ」 ( https://www.ieee802.co.jp/ppower-bbank/ ) を刷新し、AI相談窓口を主導線として実装しました。
背景 ― 「止められない現場」は増える一方、検討フェーズでつまずく企業が多い
工場・物流・医療・食品・金融などの現場では、 瞬間的な停電(瞬停)・瞬時電圧低下・サージによる設備停止 が大きな経済損失を生んでいます。
しかし、現場の担当者がUPS導入を検討する際には、次のような “最初の壁” が存在しました。
- 必要容量・台数の見積もりが難しい
- AGMとリチウムの違いが説明しづらい
- 現場の床荷重や防災要件との整合性が分からない
- BCP/ROIとして社内説得材料を作りづらい
そこで慧通信技術工業は、同社が蓄積してきた現場知見や技術資料をベースに、 OpenAIのGPTテクノロジーを組み合わせた AI相談窓口を構築。 現場担当者が「まずどこから考えればいいか」を、AIが整理し伴走する仕組みを提供します。
新しく公開された GPT:
「止まらない工場|物流(イントラロジスティクス)電源BCP・UPSアドバイザー」
概要
工場の“止まらない”を実現する専門アドバイザーとして、電源BCPとUPSを実務設計するためのAIです。 現場要件のヒアリングから構成たたき台づくり、AGM/リチウムの技術比較、 BCP・ROIの論点整理まで、工場・物流現場の電源に特化した実務相談に対応します。
提供機能
- 現場別の必要構成をAIが整理(物流倉庫、工場、インフラ設備など)
- 必要出力・稼働時間・使用機器・床荷重・設置制約などを質問形式でヒアリング
- HPPHBB0101を中心とした構成案を自動生成
- 瞬停/瞬時電圧低下/サージの技術背景を分かりやすく解説
- AGMバッテリー vs リチウムイオンの違いを担当者向けに説明資料として整理
- 現場のBCP・ROI(稼働停止コスト・復電事故リスク)を構造的に整理
- 最終的な商談・見積が必要な場合、公式サイト内の問い合わせ先へ誘導
公式サイト導線を刷新:
従来の「お問合せ」フロートを “AI相談が主役” に
公式製品ページでは、従来の「お問合せ」フロートに代えて AI相談窓口を主導線として配置し、 現場担当者がスマホで閲覧した際にも、即座にAI相談が利用できる導線を実装しました。
代表コメント
慧通信技術工業株式会社 代表取締役 粟田 隆央
「UPSの検討は“とにかく最初の一歩が難しい。
現場にあった容量・安全要件を個別に考えなければならず、 その段階でつまずく担当者が多いと感じていました。今回公開したAIアドバイザーは、まさにその最初の壁を取り除く存在です。
AIが24時間いつでも一次整理を行い、人が精緻な設計に応える。
その組み合わせによって、止めたくない現場をより確実に支えていきたいと考えています。」
今後の展開
慧通信技術工業は、GPT連携によるAI相談窓口を起点に、以下のような拡張を検討しています。
- 業界別テンプレート(物流/医療/金融/食品/商業施設)の充実
- 停電・瞬停・サージに関する教育コンテンツの強化
- BCP/防災計画支援ツールとの連携
- 海外拠点・海外パートナー向けの多言語対応
AIと電源技術を統合することで「止まらない現場」を、より迅速かつ低いハードルで実現できる環境づくりを進めます。
会社概要
- 会社名
- 慧通信技術工業株式会社
- 所在地
- 兵庫県神戸市中央区新港町8番2号 新港貿易会館4階
- 代表者
- 代表取締役 粟田 隆央
- 事業内容
- オフグリッド電源・可搬型UPS・防災エネルギーシステムの開発・製造
- 公式サイト
- https://www.ieee802.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
慧通信技術工業株式会社
広報担当
TEL:078-335-0882
お問い合わせ:
https://www.ieee802.co.jp/consultation/