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Original: https://www.ieee802.co.jp/articles/article-012-stay-safe-stay-connected.php
Publisher: 慧通信技術工業株式会社 (Kei Communication Technology Inc.)
出典: 慧通信技術工業株式会社 「 停電対策 災害時も“つながる”ための正しい電源と通信の備え 」
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BCP・通信レジリエンス
Stay Safe, Stay Connected ─ 災害時も“つながる”ための正しい電源と通信の備え
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災害時の通信は「ONU・ルーター・Wi-Fi」を止めないことから始まる
停電時にスマホ回線が混雑しても、光回線そのものが生きていれば、 宅内・事務所内の ONU、ルーター、Wi-Fiアクセスポイント に電源を供給することで、 インターネット接続を継続できる可能性があります。
家庭・小規模事務所
ONU、Wi-Fiルーター、スマホ充電をUPSで保持し、情報収集と連絡手段を確保します。
介護・医療・福祉施設
見守り、連絡、記録、受付、ナースコール周辺の通信を止めない設計が重要です。
店舗・物流・拠点BCP
POS、監視カメラ、ルーター、PoEスイッチを保持し、業務再開と状況把握を早めます。
災害時、スマホがつながらない理由
- アクセス集中(輻輳):通話・データが一斉に集中し制限(帯域制御・規制)。
- 基地局の停電:非常用バッテリー切れで停止(復電・燃料補給まで不通)。
- 物理断:幹線・無線中継の断線/設備損傷。
スマホは便利ですが、災害直後は最もつながりにくい通信手段になり得ます。 まずは「固定系を生かす」視点が重要です。
実は「光回線」は災害に強い
- 光ファイバーは地中・配管内が中心で耐候性が高い。
- 通信局舎は冗長構成+非常用電源で停止しづらい。
- 宅内で「使えない」主因はONU/ルーターの停電。
つまり、ONUとルーターに給電できれば、災害時でも光が使える可能性が高いということです。
ONU・ルーターの無停電化(接続図)
- UPS → ONU → Wi-Fiルーター → スマホ/PC
- UPSの複数出力で同時給電が可能
| 守る機器 | 例 | 停止すると起きること | UPSで守る理由 |
|---|---|---|---|
| ONU | 光回線終端装置 | 光回線が生きていても宅内通信が止まる | 最優先で給電する通信の入口 |
| ルーター | 家庭・事務所用ルーター | Wi-Fi・LAN・業務アプリが停止 | 端末をインターネットへつなぐ中核 |
| Wi-Fi AP | アクセスポイント | スマホ・PC・タブレットが接続不可 | 施設内の連絡・情報収集を維持 |
| PoEスイッチ | AP・監視カメラ給電 | カメラ・AP・センサーが同時停止 | 通信と電源をまとめて保持できる |
モバイルバッテリーでは不十分?
一般的なリチウムイオン電池は異常発熱・発火リスクがあり、長時間の常備電源用途には不向きです。
安全性重視なら AGM バッテリー搭載 UPSが有力です。
AGMバッテリー搭載UPSとは
- 医療・福祉・金融・通信等で運用される高信頼電源。
- 停電時も ONU/ルーターへ給電し、光回線を継続利用可能。
- 可搬・工事不要で即時導入に対応。
通信が止まったとき、どうする?
- 災害用伝言ダイヤル 171 を活用
- ラジオ・防災無線を受信(乾電池/手回し準備)
- 災害時統一SSID 00000JAPAN の開放に注目(各社の提供状況を要確認)
宅内のUPSでルーターが稼働できれば、光回線経由で SNS と情報収集を継続できます。
過去の災害と通信障害例
| 年月日 | 災害名 | 障害 | 主因 | 復旧目安 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/01/01 | 能登半島地震 | 基地局停止・輻輳 | 停電・回線混雑 | 数日規模 |
| 2018/09/06 | 北海道胆振東部地震 | 基地局停止 | 広域停電(ブラックアウト) | 1日〜 |
| 2011/03/11 | 東日本大震災 | 広域通信障害 | 停電・回線混雑・設備損傷 | 数日〜 |
調査:災害時に求める通信
災害経験者は「人とのつながり」、未経験者は「情報の入手」を重視する傾向。 どちらにも応えるにはUPS+光回線という固定系のバックアップが有効です。
停電時もONU・ルーター・Wi-Fiを止めない
災害時の通信確保は、スマホの充電だけでは不十分です。 光回線、ONU、ルーター、PoEスイッチ、監視カメラをUPSで保持し、 家族・職員・利用者・現場の“つながり”を守ります。
参考リンク
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