BCP・衛星通信・非常電源

Starlinkを“止めない” ─ 可搬型大容量UPSで災害時の通信維持を現実に

慧通信技術工業株式会社
可搬型大容量UPSとStarlinkで非常時の通信を維持する運用イメージ

Starlink常時運用/寒冷地/仮設拠点の電源設計について無料相談を承ります。要件整理から現地テストまでご支援します。

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可搬型大容量UPSで災害時の通信確保を強力サポート

慧通信技術工業は、米SpaceXの衛星ブロードバンドStarlinkを電源の無い現場でも長時間運用できる 可搬型大容量UPS(HPPHBB0101)の提供を開始しました。寒冷地でも安定給電、 陸・海・空の輸送に対応する安全認証を備え、長時間の連続運用に適します。

  • 寒冷・振動・移動を前提にした堅牢設計
  • 約16時間(※Starlink想定負荷)の連続運用目安
  • ホットスワップで増設バッテリー交換中も無瞬停

災害時の通信維持のため、衛星通信機器を活用

広域停電で基地局が停止し、輻輳で移動体通信が不安定になる場面でも、衛星通信は地上インフラに依存せずに通信を確保できます。 仮設拠点・避難所・臨時医療・工事現場・船舶などでの実績が拡大しています。

可搬型大容量UPSとStarlinkの運用例
自動追尾太陽光発電との併用例も(南あわじ市 マルショウ運輸株式会社) 自動追尾太陽光発電との併用例も(南あわじ市 マルショウ運輸株式会社)

Starlinkを“止めない電源” ─ HPPHBB0101の設計思想

  • AGM採用:低内部抵抗・高信頼・広温度域。完全リサイクルが可能。
  • 安全認証:航空/海上/陸上の各輸送条件に適合(非危険物区分、UL部品等)。
  • 無瞬停:UPS機能で運用中の切替/増設時も通信を切らない。
  • 誘導負荷対応:エアコン/工具等の起動電力にも強い双方向インバータ。

運用時間とホットスワップ

Starlink想定負荷(例:UTR-211周辺機器)で約16時間の連続運用を目安とし、 追加バッテリーをホットスワップすることで無停止の長期連続運用が可能です。

Starlinkルーター例:UTR-211(抜粋)

  • AC100–240V 50/60Hz
  • PoE出力 48V/約2A
  • 防塵防水 IP54 / Type3S 相当

総務省 技術基準適合 検索(参考)

可搬型大容量UPSとStarlinkの設置例(写真)
太陽光との連携で給電時間をさらに延伸可能。

BCPで重視すべき3要素

1) 安全性

PSE順守は前提。電池のSDSが公開され、回収・リサイクル体制が明確な製品を。

環境省:リチウムイオン電池等処理困難物 調査報告

2) 高可用性

UPS機能と純正弦波出力で、切替時も通信・機器を止めない電源構成を。

3) ライフサイクル

通電劣化・経時劣化を見据え、保証5年(期間中回数無制限の交換修理)など実運用に耐える設計を。

「安全性・高可用性・ライフサイクル」の3点を満たすことが、災害時の“通信を止めない”最低条件です。
STARLINK+HPPHBB0101運用事例

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