Q. 「置くだけ」とは、どこまで本当に簡単ですか?
A. Over Easy は、屋上での組立作業を最小化するための完成品ユニットです。基本は「搬入 → 配置 → 接続」の流れで進めやすい設計です。 ただし、電気工事は有資格者による施工が必要です(建物・法令・社内基準に合わせてご確認ください)。
Q. 屋根に穴を開けますか?防水への影響が心配です。
A. 本製品は陸屋根専用の太陽電池ユニットです。屋根への影響を抑える構造で設計されています。 屋根に穴を開けない前提のため、防水層を傷つけにくく、雨漏りリスクを抑えた検討がしやすい構成です。
防水仕様について重要な注意
陸屋根の防水層は、多種多様な防水仕様により施工されています。そのため防水仕様によっては、 防水層への下地処理が追加となる場合や、 条件によっては本製品では施工できない場合があります。 防水層の種類・劣化状況・改修計画・点検動線などを踏まえて個別にご確認ください。
Q. バラスト(重り)は必要ですか?
A. 本製品は、軽量プレハブ構造による垂直設置を前提とした設計により、 多くのケースでバラスト(重り)を用いない前提で検討できる構成となっています。
ただし最終判断は、風環境・周辺環境(地形区分/地表面粗度)・建物高さ・屋上形状・配置条件などを踏まえて検討を行います。 条件により設計上の扱いが変わるため、案件ごとに必要情報を整理し、確認の進め方をご案内します。
Q. 足パーツ(フット)はどう選びますか?
A. 屋根の用途・運用に合わせてフット高さを選択できます(陸屋根/グリーンルーフ)。 まず「屋根種別」と「維持管理(点検・清掃・動線)」の要件から決めるのがスムーズです。
陸屋根向け(Flat Roof)
- 60mm 高
- 125mm 高
グリーンルーフ向け(Green Roof)
- 120mm 高
- 300mm 高
※屋根材・勾配・維持管理動線・積雪/落葉等の条件により推奨が変わる場合があります。
Q. どんな建物で検討されていますか?
A. 商業ビル、病院・医療施設、学校・教育施設、社会福祉法人・介護施設など、日常稼働を止めにくい建物の陸屋根で検討されるケースがあります。 「屋根を傷めたくない」「工期・現場作業を抑えたい」といった要件と相性が良い設計です。
Q. オフグリッド用途でも使えますか?
A. 完成品ユニットとして構成されているため、蓄電池と組み合わせたオフグリッド用途とも親和性があります。 想定する負荷(非常用/常用/部分負荷)や運用(充放電・切替)により構成が変わるため、用途を伺って整理します。
Q. 風が強い屋上でも大丈夫ですか?
A. 風条件は、建物高さ・周辺環境・屋上形状・パラペット有無などで大きく変わります。 本製品は垂直設置の設計思想で検討しやすい一方、個別案件では安全性確認が必要です。 必要情報(建物高さ・地域・屋上形状・パラペット有無など)を伺い、検討の進め方をご案内します。
地形区分(Terrain Category)とは?
地形区分(Terrain Category)は、建築物周辺の環境(樹木、建物、地形の起伏など)が 風を遮る度合いを分類する指標です。 風荷重(風が建物に与える力)の設計で重要となり、一般に周囲の障害物が多いほど風が弱まりやすくなります。
地形区分の主な分類(一般例)
- TC1:開放地形/水面(海、湖など)。障害物が少なく風が最も強い。
- TC1.5–2:公園・ゴルフ場・農地など、広く障害物が少ない。
- TC2.5:住宅が点在(例:1haあたり10軒未満)。
- TC3:発展した郊外。建物や樹木が多く、風が遮られやすい。
- 評価は一般に 建物から半径500m程度 の環境が対象になります。
- 複数カテゴリが混在する場合、通常は より厳しい側(風が強い側)で評価します。
※日本側の「地表面粗度区分(Ⅱ/Ⅲなど)」は、メーカーが用いる “Terrain Category(地形区分)” と概念的に近い指標ですが、 最終は案件ごとの設計条件・計算に従います。
NS-EN 1991-1-4 とは?(風荷重評価の根拠)
EN 1991-1-4 は Eurocode 1(構造物に作用する荷重)のうち、 風荷重(Wind Actions)を定めた規格です。 NS-EN 1991-1-4 はそのノルウェー版(国内適用の標準)を指します。
評価で押さえる考え方(一般像)
- 風条件 × 地形区分 × 建物条件 × 配置 を前提に評価します。
- 風荷重は規格(Eurocode系など)の考え方で検討し、設置条件に応じた判断を行います。
- 製品仕様として 設計荷重・安全率 等の値が定義されています(案件により最終確認)。
※本ページの「設置条件(目安)」は、設計・確認の入口となる値です。最終可否は、現地条件・法令・設計者判断・メーカー計算に従います。
Q. メンテナンスは大変ですか?屋上の動線は確保できますか?
A. 屋上の点検・清掃・避難動線は、建物運用上とても重要です。Over Easy は運用を前提にレイアウトしやすい構成のため、 「通路幅を確保した配置」「設備点検のアクセス確保」といった検討が行いやすい設計です。
Q. 設置できない条件(設置不可条件)はありますか?
A. はい。安全性や屋根の状態により、下記の条件では設置できません(または事前の確認・対応が必要となる場合があります)。 現地の状態によって判断が変わる場合がありますので、気になる点があれば早めにご相談ください。
設置不可の代表例
- 地上設置
- 海水が直接かかる場所
- 陸屋根以外の屋根
- 防水処理が劣化した屋根
- 外断熱が施工されている屋根(材質により設置可能な場合あり)
- スラブ強度が不足している屋根(耐荷重強度の確認が必要な場合あり)
劣化の症状例(目視の目安)
- コンクリートがひび割れしている
- 目地がひび割れしている
- 室内で雨漏りが発生している
- 雑草等、植物が生えている
- 防水層の表面に、剥がれや亀裂等の傷が生じている
- 防水層が膨らんでいる
- 防水シートに、浮きや波打ちがある
※「防水層が劣化している」「外断熱がある」などは、屋根の保護・安全の観点で条件整理が重要です。状態が不明な場合でも、写真や図面があれば判断が進めやすくなります。
Q. 見積・資料請求に必要な情報は何ですか?
A. 未確定でも構いませんが、次の情報があるとスムーズです:
(1)地域(住所レベルでOK)/
(2)屋上面積の目安/
(3)図面の有無/
(4)用途(平常時/非常用/オフグリッド等)
Q. この製品に特許はありますか?
A. Over Easy は、垂直配置の太陽電池モジュールを完成品ユニットとして成立させる構造 を中核とした、独自の設計思想に基づいて開発されています。
本製品に含まれる構造・配置・ユニット化の考え方については、 欧州(ノルウェー)を中心に特許・特許出願の対象となっている技術要素 が含まれています。
なお、特許の登録状況や適用範囲(国・地域)については、案件や用途により確認内容が異なるため、 詳細は資料請求時にご案内しています。
※本ページでは、製品の設計思想・技術的背景を分かりやすくお伝えすることを目的としており、 特許権の有無や範囲を断定的に示すものではありません。
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