N 倍スケール
よみ:えぬばいすけーる
GPUノード数やラック数をN倍に増設して性能・処理能力を拡張する考え方。電源容量・UPS・冷却能力も合わせてN倍スケールさせる必要がある。
N倍スケールと電源設計
「まずは1Podから導入し、効果が出たら順次N倍に広げる」というスケール戦略は、 設備投資のリスクを抑えるうえで有効ですが、電源インフラ側には 最初からN倍を想定した幹線・配電・冷却設計が求められます。
例えば、将来的に4倍スケールを見込む場合、初期段階から DC-UPS やPDUの系統数、 ORing構成、Q3401-RD相当の 試験条件などを織り込んでおくことで、「増やしたら途端に止まりやすくなった」という事態を避けられます。