海岸の風景
Marine / Ocean Observation Power

止まらない電力を、 海へ。

ROV水中ドローン自律型海上プラットフォーム水質調査藻場調査
一度止まると、簡単にはやり直せない“海の現場”に、燃えない・止まらない電源を届けます。

※ 本ページは海洋分野向け Personal Energy ソリューションの技術LPです。実際の仕様は案件ごとに設計・定義します。

  • AGMバッテリー採用で 海水環境でも発火リスクを最小化
  • 無瞬停制御で 母船電源や陸上電源の瞬断から ROV・センサーを保護
  • 可搬型+ホットスワップ電池で現場での連続稼働に対応
  • 海洋DX海洋IoT向けに ソーラー連携・データロガー電源も設計可能

海の“止められない現場”を支える電源ドメイン

[沿岸ステーション] ── Personal Energy ──▶ [海洋観測ブイ / USV] ──▶ センサー・ロガー・通信機器
                                  │
                                  └─▶ [充電・交換用 可搬電源] ──▶ 水中ドローン / ROV
          

図は概念構成です。実際の電圧・容量・系統数は、ROV/USV/観測ブイなど接続機器の仕様に応じて個別設計します。

海の“止められない現場”に、可搬型UPSという選択肢。

海の上・水の上・水の中で動くシステムは、止まると簡単には復旧できません。 ROV(水中ロボット)、水中ドローン、自律型海上プラットフォーム(USV)、貯水池調査ボート、水質観測ブイ、藻場調査センサー群。
いずれも、電源が一瞬でも落ちれば、調査や施工、映像・データが失われます。

一方で、海洋・水辺環境は電源にとって最悪の条件が重なります。 塩害・高湿度・結露・低温・高温・通信不安定・保守困難。 そのような条件下でも「燃えない・止まらない」電源で支えるために、 私たちは工場・防災・船舶で実績を重ねた AGMバッテリー+無瞬停UPSを、海洋分野向けにチューニングしました。

このページは、海洋分野専用ポータルとして、用途別ソリューションと個別記事・用語集への導線をまとめています。

なぜ「海洋調査 × 電源BCP」が必要なのか?

海の電源は、「取れたデータの価値」そのものを左右します。

海の現場で起きていること

  • ・ROV調査中に母船の発電機が瞬停し、ケーブル給電が途絶 → 調査中断・再潜航。
  • ・水道貯水池調査で無人ボートの給電が不安定になり、途中で調査を断念。
  • ・藻場調査用の海洋観測ブイが冬季の低日照で停止し、データに“空白期間”が発生。
  • ・海上プラットフォームの水質センサーがフリーズし、再起動のために船を出すコストが発生。

海洋電源ならではの制約

  • ・塩分・湿気・結露により、一般的なリチウム電源は安全設計が難しい。
  • ・無人運用が前提で、簡単に「リセットしに行けない」。
  • ・停電・瞬停が起きても、陸上から原因を追跡しづらい。
  • ブルーカーボン評価などでは、「データ欠落」がそのまま損失になる。

地上のUPSと同じように見えて、海の電源はさらに厳しい要求を受けます。だからこそ、 「燃えない・止まらない」AGMバッテリーと無瞬停制御が生きてきます。

海洋分野の用途別ソリューション

ROV・USV・水中ドローン・水質観測・藻場調査── それぞれの現場に合わせた“止まらない電源”をご提案します。

用語集と連動:ROV / 海洋DX / 藻場調査 など

海でも「燃えない・止まらない」。Personal Energy® の特長。

陸上で実績を積んだ可搬型UPSを、そのまま海洋用途へ。 海水・湿度・低温といった過酷環境を前提に、安全性と連続稼働を両立します。

AGMバッテリーで火災リスクを最小化

Personal Energy®は、AGM鉛バッテリーを採用。 熱暴走・発火リスクがなく、海水環境で問題になりがちな 「リチウム電池と水・塩分」のリスクを回避できます。 船舶・航空輸送にも対応し、現場への搬送が容易です。

無瞬停制御で観測を止めない

双方向インバーターとバッテリー制御により、 商用電源の瞬断時も切替時間ゼロで出力を維持。 母船電源や陸上電源が不安定でも、 ROV・センサー・通信機器の停止を防ぎます。

可搬・ホットスワップ・ソーラー連携

コンセント接続だけで使える可搬型。 ホットスワップ電池で運転中に容量を増設でき、 ソーラーパネルとも組み合わせ可能。 港湾・沿岸ステーション・調査船上など、 変則的な電源環境にも柔軟に対応します。

既存の工場・医療・物流向けと同じく、長期間の連続運転と保守性を重視した設計です。 海洋用途では、さらに塩害・湿気・結露を考慮した導入・設置方法をご提案します。

海洋用途に関するよくあるご質問

Q. 海水環境で使用しても安全ですか?
Personal Energy®はAGMバッテリーを採用しており、 リチウムイオン電池のような熱暴走・発火リスクがありません。 海水環境では筐体・コネクタ部の塩害対策が重要となるため、 設置場所・配線方法を含めてご提案します。
Q. 船舶や航空機で運べますか?
AGMバッテリーは非危険物扱いのため、 船舶・航空輸送が可能です。海上調査船への持ち込みや、 離島・海外拠点への搬送にも対応できます。 詳細は輸送業者の条件をご確認ください。
Q. ソーラーパネルと組み合わせて使えますか?
はい、SOLAR MODEでの運用が可能です。 海洋観測ブイ・沿岸ステーション・自律型海上プラットフォームなど、 商用電源のない場所でも、ソーラー+Personal Energy®で自立運転ができます。
Q. ROV・USV・水中ドローンのメーカー指定はありますか?
特定メーカー専用ではなく、一般的なAC100V機器・DC機器に対応可能です。 必要に応じて、ROV・USV・水中ドローンメーカー様と三者での技術打ち合わせにも対応いたします。

海洋調査・水中ロボティクスの
“止めたくない現場”をご相談ください。

用途・機器構成・想定運用時間をお知らせいただければ、
最適な電源構成と概算コストをご提示します。

「ROV」「水質調査」「藻場調査」など、想定している用途をお書き添えください。

海洋用途の電源構成について相談する

お問い合わせフォームの本文に「Marine / 海洋用途」と明記いただくとスムーズです。

ChatGPT を活用した要件整理・技術検討のサポートも可能です。

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