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オフグリッド型ハイブリッド給湯システム「ECO ONE SOLAR」2019年12月9日発売開始


慧通信技術工業株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:粟田 隆央、以下、慧通信)は、2010年に日本国内で初めて製品として開発されたオフグリッドシステム(系統から独立した電源システム)を標準装備したオフグリッド型ハイブリッド給湯システム「ECO ONE SOLAR」を2019年12月9日より発売いたします。

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慧通信技術工業の「オフグリッド技術」とリンナイの「省エネ技術」がコラボ

オフグリッドとは、グリッド(網)からオフした(離れた)、つまり、電力会社などのエネルギー供給会社から独立して単独で機能するシステムです。慧通信のオフグリッド技術は、防災無線局や病院、橋梁など、電力が途絶えると大きな問題となる場所で日々安定した電力を供給するために使われています。

リンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市)製「ECO ONE」は、ガスと電気のヒートポンプを組み合わせた世界初の家庭用ハイブリッド給湯・暖房システムとして2010年に誕生しました。電気でお湯を沸かす「ヒートポンプ」と、そのお湯を貯めておく「タンク」、追い焚きや大量のお湯を使う時にサポートする「ガス給湯器(エコジョーズ)」の3つのユニットで構成されています。

今回、発売する「ECO ONE SOLAR」は、時を同じくして誕生した「省エネルギー」を実現する両社の装置が、その誕生以降に発生した東日本大震災や台風などの大きな災害を経て、毎日の暮らしを安心して過ごし、エネルギーを浪費しない社会への契機となることを目指しています。

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ECO ONE SOLARとは

「ECO ONE SOLAR」は、主熱源に電力会社の電気ではなく、自宅の太陽光発電の電気を使用します。このクリーンでロスのない電気でお湯を沸かすエコワンソーラーは、一次エネルギーをほとんど使用しない画期的な給湯器です。

また「ECO ONE SOLAR」には、オフグリッド技術を搭載した「停電対策ユニット」が標準装備されています。
太陽光発電からのエネルギーを効率よく蓄積することができるため、電気もガスも供給されなくなった状態でも「停電対策ユニット」の蓄電池からの供給電力のみで、給湯運転が可能。停電時でも、お湯張りやシャワーの使用が可能です。

さらに、「停電対策ユニット」は、停電時には冷蔵庫とトイレ電源を自動でバックアップ(合計2000Wまで)。
災害時に最も不便を感じる、トイレとお風呂が両方使えるため、家族の快適な暮らしを、災害時でも維持することができます。
また、冷蔵庫も太陽光発電によるオフグリッドで常時バックアップ、省エネしており、夏場でも食料の保存に関して心配がありません。

■ECO ONE SOLARの仕組み

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主な仕様

名称 ECO ONE SOLAR
型番 EOS-APF2000
タンクユニット熱源機 外形寸法:H1,750×W825×D474/質量:95kg(満水時255kg)
ヒートポンプ 外形寸法:H690×W755×D297/質量:36kg
APFユニット(停電対策ユニット) 外形寸法:H690×W755×D297/質量:80kg
定格出力:2000VA/サージ:4000VA/最大出力:3000VA
保護機能:過電圧、低電圧、過負荷、逆極性
周波数:50Hz(47〜 53 Hz)/ 60Hz(57〜 63 Hz)
効率:93%
太陽光パネル入力電圧定格:DC120V-350V、DC60V-80V
太陽光パネル入力電流定格:10A

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この件に関するお問い合わせ先
慧通信技術工業株式会社
TEL:078-335-0882(代表)

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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